既存のガラスを装飾フィルム施工で上品な曇りガラス調に
SEPRO装飾・目隠しフィルムシリーズ「DE-85・DM-65・DG-20」は、既設ガラスを交換することなく、簡単に上品な曇りガラス調に変えられるフィルムです。採光調整の他、プライバシー保護や間仕切りガラス、店舗等のライン目隠し(目線ラインのみ、下半分のみなど)などにも利用されています。基本バリエーションは3種類。
「DE-85」はホワイトエンボス(表面が少しざらっとして、マットより若干光が入ります)、「DM-65」はホワイトマット(表面はつるっとしています)、「DG-20」はグレーマット(DM-65の色違いグレー、プライバシー効果は最も高いです。
※防犯フィルム「SS-400S」の上に重ね貼りで「防犯目隠しガラス」も可能です。
DE-85 エンボスホワイト 左画像:室内から 右画像:室外から
DM-65 マットホワイト 左画像:室内から 右画像:室外から
DG-20 マットホワイト 左画像:室内から 右画像:室外から
食品工場や別荘などにもおすすめの防虫フィルム(薬品不使用)
防虫フィルム オプトロン
防虫フィルム「オプトロン」は、蛍光灯などの光に誘引される飛翔昆虫誘引防止用のフィルムです。誘引阻止率50~80%と高い防虫効果を発揮します。薬剤を使用していないため安全性も高く、持続性、飛散防止効果にも優れています。
カラーはこの他に「ブラウン・スモーク・ライトグレー」があります。画像は最も防虫効果の高いグリーンです。主に食品工場や飲食店などで使用され、防虫、殺虫費用などの大きな削減になっている例もあります。山間部の別荘などにもおすすめです。
フィルム光学特性
用途 | 品番 | 色調 | フィルム 厚 (μ) |
可視光 線透過率 (%) |
紫外線 透過率 (%) |
日射 | 熱貫流率 (w/㎡・k) |
||
透過率 (%) |
反射率 (%) |
吸収率 (%) |
|||||||
準防犯 | US-200 | 透明 | 175 | 89.0 | <5 | 84.0 | 10.0 | 2.0 | 5.1 |
強力 飛散 |
HS-100 | 透明 | 100 | 89.0 | <5 | 84.0 | 10.0 | 2.0 | 5.1 |
飛散防止 | MS-50 | 透明 | 50 | 85.0 | <1 | 78.0 | 10.0 | 12.0 | 6.0 |
装飾 目隠し |
DE-85 | エンボス ホワイト |
50 | 88.0 | <1 | 78.0 | 8.0 | 14.0 | 6.0 |
DM-65 | マット ホワイト |
50 | 66.0 | <1 | 63.0 | 12.0 | 25.0 | 6.0 | |
DG-20 | マット グレー |
50 | 21.0 | <1 | 36.0 | 9.0 | 55.0 | 6.0 | |
遮熱 | HC-80 | 透明 | 50 | 80.0 | <1 | 62.0 | 7.0 | 31.0 | 5.8 |
遮熱 ミラー |
SM-15 | シルバー | 50 | 15.0 | <1 | 11.0 | 48.0 | 41.0 | 5.6 |
SM-25 | ミドル シルバー |
50 | 25.0 | <1 | 18.0 | 46.0 | 36.0 | 5.5 | |
日照調整 | NS-25 | ミドル スモーク |
38 | 25.0 | <1 | 47.0 | 7.0 | 46.0 | 6.0 |
NS-55 | ライト スモーク |
25 | 57.0 | <1 | 61.0 | 7.0 | 32.0 | 6.1 | |
防虫 | オプトロン | グリーン 他 |
50 | 35.0 | <1 | 53.0 | 7.0 | 40.0 | 6.0 |
参考値 | 3mm ガラス |
透明 | – | 90.2 | 64.8 | 85.8 | 7.8 | 6.3 | 6.0 |
5mm ガラス |
透明 | – | 89.3 | 57.1 | 81.5 | 7.3 | 11.2 | 5.9 |
・熱貫流率とは:温度差が1℃ある時、面積1㎡あたり1時間に抜けていく(損失)熱量を表します。室内外の温度差に起因する熱の逃げやすさを見る指標で、値が低いほど断熱効果が高く、暖房熱が逃げるのを防ぐ効果があります。
・可視光線透過率とは:380~780nmの波長域の透過率を表すもの。フィルムでは値が大きいほど透明度が高く、小さいほど透明度が悪くなるのが一般的。個人差がありますが、目安として50%程度であれば、さほど暗くなった感じはありません。
・ 日射とは日射とは:本来、地上に届く太陽光全体を意味するものですだが、建築窓ガラス用フィルム(JIS A 5759)では、その波長範囲は350~2,100nmと定義されています。地上に届く太陽光線中のエネルギーの殆どがこの日射範囲に含まれ、主として熱 のやりとりに関する際に使用されます。
・日射透過率とは:350~2,100nmの波長域の透過率を表すもの。フィルムでは値が大きいほど日射透過率が高く、小さいほど透過率が小さくなるのが一般的。 ・日射反射率とは:350~2,100nmの波長域の反射率を表すもの。フィルムでは値が大きいほど日射反射率が高く、小さいほど反射率が小さくなるのが一般的。
・日射吸収率(熱線カット率)とは:350~2,100nmの波長域の吸収率を表すもの。フィルムでは吸収率を上げて熱線カットを行うのが一般的とされ、値が大きいほど日射吸収率(熱線カット率)が高く、小さいほど吸収率(熱線カット率)が小さくなるのが一般的。